以前、やよいの青色申告で「事業主借」で文房具などの経費を仕訳入力していた。
現在は自分で払った後、事業用の手元現金で払い戻ししている。
やよいの青色申告では、「経費帳」に「現金」勘定で入力する。
もう「事業主借」は使用していない。
もともと「事業主借」を多用していると、採算性の検証が難しくなるという理由で止めた。
それまでの「事業主借」分の経費を、振替をしなければならないと思っていた。
今までやろうやろうと思いながら、先延ばししていた。
たいした金額でもないので、年度末決算の練習も兼ねて、振替をすることにした。
(ゴールデンウィークは酒を飲んで暇をもてあましていたから)
それでネットでいろいろ調べてみたが、最終的な結論からいえば、振替をする必要がないことがわかった。(というか意味がない)
もしやるとすれば、
やよいの青色申告の「現金出納帳」で、借方を「事業主貸」にし、貸方を「現金」として、摘要を「1~4月分事業主借分の返済」とすればよい。
ただし、「事業主借」はゼロになるが、振替した同じ金額だけ「事業主貸」が増えるだけなのです。
私の場合、「事業主生活費」を事業用資金から「事業主貸」で出金しているので、年度末決算で相殺することになる。
「事業主借」から「事業主貸」を引いた金額を、「資本」に加算すればよいだけだ。
(「事業主貸」で引き出した金額が多ければ、「資本」は減少する)
「事業主借」を清算しなければいけないという、変な思い込みがあった。
それに今更ながら気がついた。
常に正確な「資本」の総金額を把握したいという要求がある場合のみにしか、「事業主借」の清算・振替は意味がない。
幸いまだ、資本は多いので細かな管理をする必要はないし、年度末決算をすれば、必然的に清算される。(資本の増加、あるいは資本の取り崩しになる)
それで「事業主借」も「事業主貸」も年初にはゼロクリアされる。
今回については、年度末決算でゼロクリアした後は、「事業主借」の仕訳を使わなければ、来年からは悩む問題ではなくなる。
まだまだ、勉強が足りませんでした。