令和5年度の確定申告書と青色申告決算書を作成し、郵送で送付した。
免税業者でインボイス登録もしていないので、例年通りに書類を作成した。3月15日までに、税務署が何も言ってこなければ、何も問題がないと思う。
しかし、売り上げが一千万円未満なのに、取引先との関係維持のためにインボイス登録業者になった個人事業主は、とても大変なのではないか?
インボイスに対応したシステムを導入する余裕がなく、領収書に一々、個別番号のゴム印を押さなければならない。その上、今年から、今まで必要なかった消費税の申告書を作成して提出しなければならず、その上、消費税まで徴収されてしまう。
一方、インボイス登録していない個人事業主は、大手から仕事を回してもらえなくなったり、大変なようだ。それどころか、消費税分を値引きして請求しているのに、領収書上は10%の消費税率を明記しないといけないので、取引先がその分を消費税として納税する関係上、肩身が狭いらしい。
最近、町の至る所の小店舗が次々と廃業しているのだが、もしかして、インボイス制度の影響なのだろうかと、思っている。