大家さんの紹介で、ワープロ入力を頼まれた。
近くのお寺の檀家の名簿だった。
日本人にとって、お寺はお盆の時と人生が終わった時にしか用がない。
檀家としてきちんと活動するのは、自由な時間があるお年寄りだけだ。
そのため高齢化が進んでいて、取りまとめの人がパソコン・ワープロができないらしい。
今までは、家族や知り合いに頼みこんで、厭々ながらやってもらっていたらしい。
近所にパソコンに詳しいお兄さん(?)がいるので、頼みに来たということだ。
特に図形や装飾が必要ない名簿だったので、そのまま1時間ほどで入力・印刷して、大家さんに渡した。
数日後、封筒に入った千円札を渡された。寸志ということだろう。
以前にもホテルのパソコン・メンテナンスをしたときに、現金で日当をもらったことがあるので、それと同じ入力をすればよい。
やよいの青色申告での現金報酬の入力方法は以下の通り。
・メニューバーの「帳簿・伝票」をクリックし「現金出納帳」を開く。
・相手勘定科目に「売上高」を入力、相手補助科目は「指定なし」を設定。摘要は「11月XX日ワープロ入力作業」とし、収入金額に1,000円を入力する。
今回は、一回限りの顧客なので、相手補助科目を新規作成しなかった。
定期収入が見込めるなら、相手補助科目を顧客名で作成したほうがよい。