保険会社から、自動車保険の更新のお知らせが来た。
なぜか去年と同じ補償コースの場合の保険料が、2,000円近く値上げされていた。
消費税増税の影響なのか、サービスの算定方法が変わったのかわからないが、庶民のフトコロには痛い。
自賠責保険は加入が義務となっていて、自動車を購入した時とか、車検の時に業者まかせで加入していることがほとんどだろう。
今回更新の通知が来たのは、任意保険で、自賠責保険でカバーされない損害や対人補償の上乗せのための保険である。
最初は「車両費」の勘定科目かと思っていたが、私は自動車税を「租税公課」の仕訳にしているので、保険料は「損害保険料」の勘定科目で入力した方が筋が通っている。
人によっては、ガソリン代や車検代を含めて自動車関係費用を「車両費」にしているらしい。
「自動車保険」という補助科目を作成したほうが、今後も迷わずに済むだろう。
ただし、任意保険が複数年契約の場合、「前払費用」として資産計上し、期間で按分する必要があるらしい。
私のように1年以内の契約の場合は、一括で処理できる。
やよいの青色申告での入力は以下の通り。
・メニューバーで「設定」をクリックし、「科目設定」を選択する。「損益科目」タブをクリックし、経費項目内の「損害保険料」を右クリックする。「補助科目の作成」を選択し、「補助科目名」に”自動車保険料”を入力し「登録」ボタンをクリックする。
・メニューバーの「帳簿・伝票」をクリックし、「経費帳」を選択する。「勘定科目」で「損害保険料」を選択し、「相手勘定科目」に”現金”あるいは引き落とし口座を指定する。「補助科目」で「自動車保険料」を選択し、「摘要」に”自動車任意保険料”と入力する。「経費金額」に保険料を入力する。
・家事按分の設定も必要だ。「帳簿・伝票」の「家事按分振替」を開き、勘定科目に「損害保険料」、補助科目に「自動車保険料」と指定し、事業割合と家事割合を入力する。