税務署主催の青色申告の説明会に出席した。
対象は、今年起業した人と、法律による記帳義務化に伴って青色申告申請承認書を提出した人だった。
夫婦で出席している建築・電気工事関係の人たちと、水商売っぼい30代の女性が多いように感じた。
比較的高齢者が多く、ITベンチャー系の若者は独りもいない。
地方都市では仕方がない現実かもしれない。
平成26年1月より個人事業主も記帳と帳簿の保存が義務となった。
簡易帳簿での青色申告は10万円控除。複式簿記での青色申告は65万円控除だ。
税務署としてはとりあえず記帳する習慣を身につけて欲しいようで、簡易帳簿の方法しか説明しなかった。
現金出納帳と売掛帳、買掛帳、経費帳それに固定資産台帳があれば、青色申告をすることができると何度も強調していた。
この田舎町では、帳簿など今まで作成したことのない人が、ほとんどなのだろう。
今回の説明会は、やよいの青色申告を使うために勉強したことの説明ばかりだったので、あまり得るところはなかった。
次は11月に、決算についての説明会があるらしい。
決算はまだ知らないことが多いので、こちらには期待したい。