今回借りた事務所は、家賃と水道光熱費、通信費など全て100%経費として計上できる。
家事按分はしなくてよいのだ。
逆に今まで使っていた自宅のほうは、今後家事按分で経費として計上してよいかどうか迷った。
事務所を借りてからも、サラリーマンの仕事から帰ってきた後、自室のパソコンで仕事をすることになるだろう。
そういう意味では事実上仕事場であるので、家事按分して経費計上したい。
結論としては、営業時間外での緊急対応に必要なためという理由付けで、自宅に引いている光ファイバーとプロバイダー料のみ、家事按分で経費計上することにした。
複数年割りに変更したばかりなので、解約すると解約料を取られてしまうという経済的理由もある。(^_^;;
事務所があるのに仕事は自宅でするというのは(実際そうであるのだが)、形式的なことを重要視する税務署としては、認めてくれないように思ったからだ。
きっちり区分して申告したほうが、疑われずに済みそうだ。
初めての青色申告で調査が入ったら、今後目を付けられそうで怖い。
それぞれの仕訳だが、
・「家賃」は「地代家賃」の勘定科目
・「水道代」「電気代」「ガス代」は、「水道光熱費」の勘定科目
・今回NTTの「ひかり電話」を導入したので、「電話料金」と「FAX回線料」(電話は2回線分で契約した)と「光ファイバー利用料」と「プロバイダー料」をセットで、「通信費」の勘定科目
私の場合、今回の事務所家賃は水道光熱費を含んだ金額なので、必要ない。
また、自宅も事務所兼用で使い続ける場合、区別のために「地代家賃」で「事務所賃借料」という「補助科目」を作成して区別したほうがよいだろう。
「通信費」も「事務所ひかり電話通信費」という補助科目を作成するつもりだ。
事務所を持つことで、青色申告の仕訳がいっそう複雑になってきた。
これからも勉強していかなければならない。