サラリーマン兼業個人事業主をはじめました------>株式会社設立を目指して!!

個人事業主の開業届けをだして、サラリーマンのまま兼業個人事業主になった。試行錯誤を続け、株式会社設立を目指します。

初めて物販で売上した---やよいの青色申告での仕訳に悩んでしまった。

お客さんではないが、知り合いの個人で電気工事をしている人から、キーボードの調子が悪いので見て欲しいと言われた。

 

仕事としてではなく、ケーブルでも抜けてるのかと思って見に行った。

そのキーボードはかなり年季がいって、アルファベット文字が消えているキーがあった。あるキーが何度叩いても入力できなくなっていて、これは器械的な寿命であることは明らかだった。確認のために持って行った、自分のキーボードは正常に入力できた。

 

キーボードは電気店で数千円で売っていることを教え、当面自分のキーボードを貸すことにして、帰った。

それから二週間ほど音沙汰がなく、その人に電話したら、面倒臭いから買ってきて取付けしてほしいと言われた。

いやしくも電気工事で仕事をしているのに、パソコン関係には苦手意識を持っているようで、性格的にも雑というか、怠惰な人ではあった。

 

タダ働きする気はないので、取り付け作業料という名目で、キーボード購入額+千円ほど貰うことにした。

電気店で安いキーボードを購入して取り付けたら、その場で現金払いしてくれた。

 

事務所に帰って、やよいの青色申告を起動したところで、

初めて物販という形で仕事をしたのだが、やよいの青色申告でどういう仕訳をすればよいか悩んだ。  

やよいの青色申告 16 通常版(新消費税対応版)

やよいの青色申告 16 通常版(新消費税対応版)

 

 基本に戻って、帳簿付けを始めた時に買った、日商簿記3級の解説本を読みなおしてみると、単純に、

(借方)        (貸方) 

仕入高 xxxx円   現金  xxxx円

現金  yyyy円   売上高 yyyy円

 

で良いらしい。

ただし、上記は三分法という形での仕訳で、仕入れた物を「経費」として扱う方法だ。

仕入れと売上の差の「利益」は期末の締めの時に処理する必要があるらしい。

 

それとは別に、分記法という仕訳があり、

商品 xxxx円    現金  xxxx円

現金 yyyy円    商品  xxxx円

            商品売買益 zzzz円

 

と入力する必要があるらしい。

これは、仕入を商品という「資産」として扱う仕訳で、商品が売れるごとに商品という科目の「資産」を減少させて、その時に生じた「利益」をその都度、毎回計算して仕訳入力する方法だ。

 

やよいの青色申告の仕訳の科目には「商品売買益」が見当たらない。

おそらく、期末にやよいの青色申告が自動で利益を計算してくれるだろうから(そのためのソフトウェアだし)、必要ないのかもしれない。

それで、簡単な「三分法」で入力することにした。

 

入力は簡単にできたが、期末にならないと「利益」が正しく計算されるかわからないのが、ちょっと心配だ。

来年の確定申告の時に気をつけて確認しようと思う。

 

Linuxをインストールして使ってみたーーー今のところWindowsしか選択肢がないと分かった

80GB(2.5インチ)の使ってないハードディスクがあるので、WindowsXPのノートパソコンのハードディスクを交換して、Linuxをインストールしてみた。

 

Linuxは世界中の有志と募金で開発されているためか、まるでサヨクのように分派活動が盛んで、数えきれないバージョンがある。

今回は非力なXPマシンということで、軽量で人気のあるLubuntuとLinuxMintを試した。

(ちなみにこのXPマシンは現役で使用していて、Windows7以降で正常動作しないソフトウェアを利用している)

 

結論からいえば、日本語環境が貧弱でわざわざWindowsから移行して使うレベルにはなかった。海外発ソフトウェアの弱点だ。

Windowsより軽くて早いという話だったが、OS起動もネットサーフィン(firefox)もXPより少し早いかな?程度の感覚しかなかった。

LibreOfficeはWord/Excelとかなり互換性が高く(マクロやVBを使わない自分の利用範囲では)、XPマシンでもストレスのない反応で動くので、今持っているMicrosoft Officeが利用できなくなったら、Windowsでも利用したいと思えるほどだった。(Kingsoft Officeは使ったことがないが同じなのだろうか?)

日本語入力や表示は、設定を調整すれば少しは改善するのだろうが、情報が貧弱で、分かりにくい。どうしてもWindows環境と比べてしまい、心が折れた。(たとえ調整しても大して改善しないし、こんなに面倒臭いなら、二万円程度?でWindowsの正規版を買った方がよいと思ってしまった)

 

今回試用してみた感想としては、「日本語環境が大幅に改善しないとLinuxWindowsの対抗馬になり得ない」ということだ。

逆に、マイクロソフトが日本語環境の構築に長い間開発投資した強みが、Windowsの今につながっていることを、再認識させられる結果になった。

しかし、かといって、アメリカやイギリスの英語圏でも、Linuxがそれほど普及しているとも聞いてないので、単なる言語対応の問題だけではないかもしれない。

 

Linuxは分派活動が激しいが、そのために開発力が分散してしまい、持てる力をひとつに結集できていないのが、問題ではないのか?

やはり、カリスマ的な個人なり企業なりがポリシーを持って、強引にでも一貫した開発を行わないと、ユーザーの要望を受け止めることができないし、ユーザーが付いてこないのだろう。(まさにビル・ゲイツMicrosoft!!)

 

Linuxは十分存在意義があるし、ずっと続いていくだろうが、日本語環境が改善されないまま放置され、一般家庭に普及することはないだろう。

個人的には残念な結果だった。

 

購入店の情報と明細があれば領収書でなく、レシートでも問題ないらしい

個人事業を始めてから、必ず領収書を貰うようにしているのだが、最近知ったことがある。

 

自分が個人事業で仕事の報酬を貰う時、手書きの領収書を相手に渡しているのだが、宛名と金額だけで、但し書きは「作業費として」とか曖昧なことしか書いてない(領収書には、もちろん自分の事業者名とゴム印は押している)のに、何の証明になるのかと、ずっと疑問に思っていた。

これならレジのレシートの方が明細、品名や消費税額まで印字しているのだから、お店で一々「領収書をお願いします」とか言わないで、レシートだけで十分ではないか?

お役所仕事で、形式が大事なのだろうなと勝手に思い込んで、ずっとレジのところで領収書を貰っていた。

 

しかし、事業の”経費”というものは、支出の目的と金額が分かれば、問題ないのだいうことを知った。

税務関係の規定上、どこにも「領収書が必須」とは書かれていないらしい。

税務署としては、業務に関係ある支出であることと、支払先と金額が証明されていれば問題ないのだ。

法律的には領収書には宛名も必要ないという。よくある「上」様という宛名でもOKなのは、このためのようだ。(これもずっと不思議に思っていた)

 

領収書をわざわざ貰うというのは、POSシステムやコンピュータ化したレジがない、明細が印字されない時代の習慣が残っているだけらしい。

***もちろん、作業費の報酬などレジで印字しないようなものは、領収書がいる。

 

手書きの領収書で金額と宛名は記入されても明細はないことが多い。しかも、但し書きで、”お品代”なんて書かれることがあるが、会社の経理に渡した時に、経理担当の女性はその領収書の裏に購入した品名と個数などの情報を裏書きしていた。

もしかしたら、税務上はそれで問題ないのかもしれない。

 

そう考えたら、今まで杓子定規にやっていた堅苦しいことが、気楽にできるように思う。

 

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