私は甘党で、大きめのクリスマスケーキも一人で食べられる。
しかし、家族がいるとどうしても平等に分割しなければならない。
クリスマス・イブには当然ケーキが用意されていたが、一切れしか食べられなかった。
仕事帰りに売れ残りのクリスマスケーキを買って、事務所に持ち込んだ。
電気ポットでお湯が沸くのを待ち、コーヒーを入れる。
丸い大きなクリスマスケーキにフォークを直接入れ、クリームとケーキスポンジをちぎり取り、口に頬張る。
至福の時間だ。
”廃屋のナイト・カフェ”でクリスマスケーキを独り占めしていた。
「孤独のグルメ」とかいうマンガがある。
読んだことはないが、独りで楽しむ食道楽の気分は分かる気がする。
新しく「野武士のグルメ」という続編(?)もあった。
これも読んだことはないが 、江戸時代版なのだろうか?