知り合いの紹介してくれた、事務所物件を見に行った。
期待はしていなかったが、築40年以上の古びた2階建ての建物だった。
1階は、野菜倉庫と安納芋の焼き芋の販売店舗となっており、その前に車3台の駐車スペースがある。
2階に行くには、倉庫の奥にある階段を上っていかなければならない。
「屋根裏部屋」とまでは言わないまでも、かなり狭くて、老朽化した部屋だった。
まちがっても来客用に使えるものではないが、ネット事業用の事務所としては問題ない。
家賃は30,000円で、水道代1,000円。電気代は使用分を自分で支払う。
電気工事会社の知り合いに、インターネット環境の設置について問い合わせの電話をしてみた。
光ファイバーとひかり電話2回線(通話とFAX)で、毎月6,000円くらいになる。初期工事費がかかるはずだが、複数年契約にすれば無料になるかもしれないとのこと。
今日は土曜日で休みなので、連休明けに見積もりをもらうようにした。
休日に仕事の電話をして悪いことをした。
まだ入居するという返事はしていない。
客観的に考えれば、賃料は安いが設備が良くない。
しかし、今回は不動産業者を通していない知人の紹介だ。
家主との直接交渉で、敷金も礼金も連帯保証人も必要ないことになった。
家主さんの口ぶりからすると、いつかは取り壊しする建物のようだ。
偶然にも、今日の日経新聞に、廃屋を放置する家主の記事があった。
住宅を壊して更地にすると固定資産税が高くなるらしい。廃屋であっても残して、住宅扱いにせざるを得ないということだ。
ここもそのような物件なのかもしれない。
今回は安いということが大きなメリットだ。
これが裏目にでるかもしれないが、考えているだけでは何も変わらない。
とにかく進むのみだ。