本日、有給休暇をとっていました。
イトーヨーカドーで買い物したついでに、預金通帳の記帳をしました。
記帳内容を確認すると、利息がついていました。
ジュース代にもならない程度ですが、この預金利息分は青色申告でどうすればよいのでしょうか?
預金利息はすでに税金が引かれています。(利子所得における利子税)
商取引での売上でも収益でもありません。
預金利息自体は税法上、確定申告する必要はありませんが、何も入力しないと決算時の普通預金の口座残高が合わなくなります。
口座残高は毎年繰り越していくのですから、利息分をその都度補正する必要があります。
考え方としては、預金利息という事業主の資産を事業資本に入金したとして、「事業主借」で入力することになります。
預金利息は、簿記における「受取利子」とは違うので、混同しないようにしてください。
「受取利子」は、事業としてお金を貸し付けたときに受け取る利息金です。
サラ金会社が債務者から受け取る利子収入分が、簿記でいう「受取利子」です。
通常の事業では金貸しはしませんので、ほとんど仕訳として使用することはありません。
やよいの青色申告では、「預金出納帳」に入力します。
メニューバーの「帳簿・伝票」の中から「預金出納帳」を選択します。
勘定科目で「普通預金」を選択し、補助科目で利息を入力する銀行口座を選択します。
日付は利息が振り込まれた日付を入力し、相手勘定科目は「事業主借」。摘要は「預金利息」とし、預入金額に利息金額を入力します。
口座残高が通帳の口座残高に一致していれば、正しく入力されています。