先日、地元の不動産会社が倒産したと聞いた。
ここ数年、市内の空家などを壊して沢山アパートを建設して貸し出していた。
アパートに目立つ垂れ幕や看板を立てて、自動車で近くを通り過ぎるだけでも目に入る。
去年はどの地区でもあらゆるところに看板があり、毎日必ず目にするようになり、自然と会社名を覚えてしまっていた。刷り込み効果は凄い(^_^;;;;
地方でも不動産業界は景気がいいのかと羨ましく思っていた。
それが突然の倒産である。
友人からの情報だが、その友人の同級生の親がその会社を経営していたということだった。彼の同級生が後継ぎとして勤務していたかどうかは聞き忘れた。
同族経営だった場合、本当の無収入になったうえ、借金までのしかかってくるので悲惨だ。
倒産の原因はだいたい想像がつく。
銀行から建設資金を借りまくってアパートを建てたはいいが、思うように入居者がいなくて、資金の回収に行き詰ったのだろう。
景気回復で工場などの派遣社員の増加を当て込んだのかもしれないが、アベノミクスは資産バブルを起こしただけなので、地場産業の仕事は増えていない。
こういうときは競売にだされた物件を安く買いたたいて、すぐに転売する人間が儲ける。
「金持ち父さん、貧乏父さん」という書籍でそういう話を書いていた記憶がある。
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いずれにしても、地方はまだ不景気のままだ。