最近、事務所の捕獲シートに鼠がかからなくなった。
建物からいなくなったわけではなく、ネズミ穴をふさいだガムテープが齧られていることがある。
鼠は意外と頭がよいようで、同じ罠にはかからなくなるようだ。
かといって放置するわけにはいかない。
捕獲シートを買い続けるのもコストがかかる。
ダメもとで大家さんに相談した。
当初、大家さんはご近所の猫を借りてくると言っていた。
最初聞いた時は、その発想に耳を疑った。
(可能性はないと思うが)鼠が出ていっても、猫のフンの始末が大変だと言って、やんわりと私が却下した。事務所が汚れるのは困る。
その結果、ついに業務用の殺鼠剤を使用することになった。
この方法の欠点は、毒餌を食べた鼠がどこで死ぬか分からない点だ。
目につくところに出てきて死ねばよいが、手の届かない天井裏に死骸が転がっていると長い間異臭に悩まされることになる。
ただ、そうもいっていられないので仕方ないという大家さんの判断だ。
ついに命あるものを毒殺する宿命になってしまった。
できるだけ苦しまずに成仏してほしい。(^_^;;;;
ナマンダブ、ナマンダブ。