電気工事店の社長さんの紹介で、ある有限会社(実質個人事業)のXPパソコンのデータをWindows7に移す作業を請け負った。
そこの見積りソフトは、現在まで「みつも郎7」を使用していた。
Windows7(64bit)を導入した時に、最新バージョンの「みつも郎10」を購入したのだが、あまりにも操作方法が違うため、XPパソコンの旧バージョンを使い続けていた。
(以前書いた「みつも郎」についての記事で、以前のバージョンと使い勝手が違うことに言及している)
先日、10年以上使用しいるXPパソコンが、ついに起動しなくなった。
「みつも郎7」もこのパソコンにインストールされていた。
こうなると、好むと好まざるとにかかわらず、「みつも郎10」を使うしかない。
故障したXPパソコンのハードディスクからファイルをコピーして、Windows7の「みつも郎10」にデータ取り込みしなければならない。
それとは別に、お客さんに年賀状をださなくてはならないが、年賀状ソフトもXPにしかインストールしていなかったらしい。
その住所録データもコピーするように頼まれた。
「筆まめ」だということだったので、ソフトウェアは私が購入して、作業料と一緒に請求することになっている。
先にXPパソコンだけ受け取って、ファイルコピー作業をした。
本体カバーを開けてハードディスクを取り外し、IDEハードディスクをUSBに変換するツールを使って、ファイルコピーを行った。
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メインボードだけ壊れたようで、ハードディスクのファイルは全てコピーできた。
(3時間くらいかかったが・・・)
移行に必要なファイルを確認した。
「筆まめ」だと聞いていたが、ハードディスクには筆まめのフォルダとか住所録ファイルが見つからない。
代わりに「hagakiwriter」という、はがき印刷ソフトらしきものをみつけた。
ネットで調べると、「はがき作家」というフリーソフトだった。
一年に一回しか起動しないので、曖昧な記憶だったのだろう。
「はがき作家」用の住所録ファイルとレイアウトファイルがフォルダ内にあったので、フリーソフトをダウンロードして、一緒にUSBメモリで持っていくことにした。
「みつも郎7」の書類ファイルの取り込み方法は、メーカーのホームページに手順書があったので、それを印刷して実機で確認しながら作業することにした。
これもデータフォルダ内に書類ファイルがあったので、USBメモリにコピーしておいた。
土曜日の午後に、有限会社に出向いた。
作業は40分ほどで終わり、年賀状印刷ソフトも「筆まめ」ではないことは確認して納得してもらった。
請求書は年末までに渡して、来年入金してもらうことになった。
やっとこさ、「近所のパソコンに詳しいお兄さん」から脱却できた気がした。(^_^;;;