以前、来客用のインスタントコーヒーを購入した時の仕訳で、「接待交際費」を使用した。
しかし、実際に来客目的で使用したのは、3回しかない。
相手は全て「大家さん」だ。
土曜日とか祝日に事務所で仕事していると、最近は声をかけに来るようになって、焼き芋を差し入れしてくれることがある。(以前は平日の昼間しか下の倉庫に来なかった)
あとは専ら自分で飲んでしまっている。
あまり宜しくないと思ったので、自分で飲んだ分を経費で落とす「節税」方法はないのか調べてみることにした。
あっけなく見つかった。
来客でない従業員が飲むコーヒーは「福利厚生費」で仕訳入力するとのことだった。
落ち着いて考えてみれば、「福利厚生費」でも「接待交際費」でも経費には違いない。
仕訳の科目が違うだけだ。
全てを来客用で仕訳入力していると、税務署にチェックされたときに、自分で飲むことはないか質問される可能性が高いと思われる。
(青色申告の説明会で税理士の人が、飲食店の売れ残りを自分で食べた場合のケースに言及していた)
それなら適当な比率で区別して、それぞれ計上すれば税務署に突っ込まれても安心だ。(^_^;;;
来客用は1カ月に1回「接待交際費」で入力し、その他は「福利厚生費」で入力しておくことにする。(これなら不自然にならないと思う)
それに伴って、「福利厚生費」の勘定科目に、「従業員飲食費」という補助科目を作成することにした。
現在一人ぼっち事業主なので「従業員飲食費」には違和感を感じるのだが、ネットで調べてみると、アルバイトの人に缶ジュースとかを出す場合などに、同じように福利厚生費を使っている。
従業員はともかく、荷造りアルバイトを頼むことがあるかもしれないので、この補助科目名にした。
従業員を雇えるのはいつの日か・・・・・・
やよいの青色申告での入力は以下の通り。
・メニューバーの「設定」をクリックし、「科目設定」を選択する。「損益科目」タブをクリックし、経費科目の「福利厚生費」を右クリックする。メニューの「補助科目の作成」をクリックし、補助科目名に”従業員飲食費”と入力して、登録ボタンをクリックする。(作成済みの人はこの手順は必要ありません)
・メニューバーの「帳簿・伝票」をクリックし、「経費帳」を選択する。勘定科目に「福利厚生費」を選択し、相手勘定科目に「現金」あるいは「事業主借」を入力する。「摘要」に”インスタントコーヒー代”など品目を入力し、補助科目に「従業員飲食費」を選択する。「経費金額」に購入金額を入力する。