なんとか有給休暇をとることができて、仮病を使わずに青色申告説明会に出席できた。
会場は前回と同じく、商工会議所ビルの会議室。
ただ、前回より大きな部屋に変わっていて、それなりに席は埋まっていたが満員というほどではなかった。
前回隣の席に座っていた水商売っぽい(私の偏見です。美容室経営かも?)30代の女性を探したが、いないようだった。
今回配られた資料は、それなりに分厚く充実していた。
笑ってしまうのが「ケースで考える消費税率引上げ対策」(日本商工会議所発行)という小冊子が一緒に配られたことだ。
昨日の今日なので、仕方なく添付したのだろうが予算が無駄になってしまった。
何かコメントがあるだろう。(^_^;;;
税理士会の税理士さんが講師として説明をしてくれた。
一番最初に棚卸しと売上原価を算出するようにと言われた。
そのためには売れ残り商品と消耗品の在庫を数えて、棚卸表を作成する必要がある。
調査が入った場合、必ず必要になるらしい。
後は固定資産の減価償却について、時間をかけて説明してくれた。
そのかわり他のところの説明は軽く流しているようだった。
1時間程度では仕方がないだろう。
「主な減価償却資産の耐用年数表」を配布してくれて、参照のやり方を教えてくれたのが個人的には助かった。
「ケースで考える消費税率引上げ対策」に対する言及は全くなかった。(爆笑!!)
「日本の将来のために消費税の増税を期待されていた皆さんも残念に思っているでしょうが、次の機会の参考書としてお読みください」とか言って、出席者の笑いをとればよかったのに・・・・
税務署員もお役人だから、そんな発想はないのだろうか?
日本商工会議所だけでなく、関係部署やいろいろな会社が消費税再増税にむけた作業に労力と費用をかけていたことだろう。
私も今年の3月に取引契約書の変更をした時、再増税をみこんだため、全て税抜き価格に変更して、少し複雑な分かりにくい文面になってしまっていた。
端数を切り上げか四捨五入かで、行き違いも起きた。
あれも最初から税込み価格にしていれば楽だったのに。
今度の選挙費用と同じく、日本全体で無駄なお金が浪費されたことは間違いない。