会社の近くのラーメン屋の出入り口前で、カメラマンらしい人が写真を撮っていた。
仕事の都合で遅い昼休みとなった、午後2時ころだ。
そのラーメン屋は開店してまだ間がなく、「行列ができるラーメン屋」ではない。
知らない間にひっそりと開店していて、そのうちひっそりと閉店していそうな雰囲気を感じさせていた。
私の知り合い・同僚もまだ食べた人はいない。
本当はそこそこ美味しいのかと思いながら通り過ぎたが、タウン誌で定期的に地元のラーメン店を特集しているから、その取材かもしれない。
あるいは、自分でお金を払って紹介広告を作ってもらうのだろうか。
私はネット事業を考えているので、ホームページでの広報しか頭になかった。
何より広告に数十万もの費用がかかると知っただけで、費用対効果が望めないと思ってしまう。
飲食店では少し事情が違うだろう。
全国展開のフランチャイズでなければ、地元の来店可能な距離の人に店の存在を知ってもらう必要がある。
それには、地域の人が目を通すタウン誌などに広告を入れるのが一番よいのかもしれない。
ラーメン店なら、近所のラーメン好きが一度は食べに来てくれるだろう。
そう考えると、私のように「秘密裏」に個人事業をしているのは、本来おかしなことだ。
兼業をやめて独立した時のために、宣伝広告のやり方についても少し考えておく必要があるかもしれない。
それよりも空腹で倒れそうだ。
昼食をどこで食べようかと考えならも、そのラーメン屋で食べようとは思わないのであった。(^_^;;;;