本日も電力消費量のデータを取り込むために、仕事帰りにマンションに立ち寄った。
実質30分弱の作業なので、負担ではない。
依頼主の社長さんの事務所に行き、パソコンにデータを保存する。
いつもコーヒーを出してくれるので、頂いて帰るのが日課だ。
だいたい世間話だけして帰るのだが、今日はちょっと違った。
マンションとは別のお客さんが、長い間使用していた映像系の機器が故障してしまったとのことだった。
それが「地上アナログ」の時代の機械で、最近のテレビでは「地上アナログ」のチューナー・端子を持っているものはほとんどない。
今後は消滅してしまうのは確実で、本来は「地上デジタル」に切り替えるべきところだ。
しかし、同じことをするにはデジタル用の変換機器を購入する必要があるのだが、それが手が出せないくらい高価だという。
高度なデジタル技術が必要なためか特許料のためなのか、理由は不明だ。
その機械でやっていることはお客への番組配信ではなく、スタッフへの看板的な情報配信だったので、コストをかけるメリットはない。
そこで、パソコンとネットワークを組み合わせたシステムを構築したら安くできないかどうかと聞かれた。
実際の利用状況を確認しないと何とも言えないが、数秒間隔で画像キャプチャーしてそれをLANで端末パソコン・タブレットで参照すれば実現できるかもしれないと答えた。
もし商談になりそうだったら、協力するように頼まれた。
なんだか次の仕事につながりそうな雰囲気だ。
それにしても、当初考えていたネット事業が進まず、FXも「勘」がはずれて儲け損なっているのに、ツテというかコネのような形で細かい仕事を得ていくのは想定していなかった。
茶飲み話というか口コミで仕事がつながっていくというのが、現実の商売なのだろうかと認めざるを得ないのかもしれない。
サラリーマン兼業で身体が持つか心配だ。(^_^;;;