収入印紙は税金なので「租税公課」の「経費」だと単純に思っていたが、「貯蔵品」という「資産」で計上する方法もあった。
何が違うかというと、「租税公課」という経費として処理する場合、購入時に一度だけ全額経費計上するだけでよい。
「貯蔵品」の場合は、購入時に資産計上し、使用するたびに経費としてその都度入力する必要がある。
私のように領収書に添付するだけで小額の印紙しか使用しない場合は、経費として処理した方が簡単でよい。
ここで注意しておかなければならないのは、収入印紙は切手と同じく「金券」として価値があるということだ。
金券ショップに持っていけば、現金化できる。
切手や収入印紙を数百万円分購入しておくことは、よくあることだ。
この前、号泣会見して世界的に有名になった県議会議員がそうだし、日本全国の市議・県議を問わず、みんなやっている。
ただし現金化したときは、「資産の売却」として正直に計上しないと脱税になる。
私は「租税公課」として、正直に経費計上することにした。
やよいの青色申告での入力は以下の通り。
・メニューバーの「設定」をクリックし、「科目設定」を選択する。「損益科目」タブをクリックし、「経費」項目の「租税公課」を右クリック、「補助科目の作成」を選択する。補助科目に「収入印紙」を登録する。
・メニューバーの「帳簿・伝票」をクリックし、「経費帳」を選択する。「勘定科目」で「租税公課」を選択し、「相手勘定科目」に「現金」を入力、「補助科目」に「収入印紙」を選択する。「摘要」は「収入印紙代」と入力する。「経費金額」に購入金額の1000円を入力する。