事務所を開いて1カ月になったこともあり、少しばかり反省をしてみた。
・ネット事業の立ち上げが遅れている。
・知り合いの紹介はあるが、タダ働きさせられている。
・FX取引以外の個人事業の売上がほとんどない。
このブログも読み返してみたが、専門家でもないのにフランチャイズや不動産などに”鼻持ちならない批評家”のような書き方をしているのではないかと反省。
しかし、これには自分なりの理由がある。
毎月自動的に給与が振り込まれるサラリーマン感覚を矯正したいと思っていて、自分の考えで判断するクセをつけようとしている。
今まで自分で仕事を取るということがなかった。
見掛け上の売上金額だけみるのではなく、経費も考慮に入れて儲けを出さなければならない。
サラリーマンを辞めてから気づいても遅いし、できるだけ思考方法を経営者としての発想に変えるべきなのだ。
本を読んでも「分かった気になる」だけで、実際に業務を動かしてみないと、無駄な経費や予想外の費用に振り回されて終わってしまう。
交渉も必要だし、何度かコネ作りにタダ働きをしたが、同じ相手に二度は絶対にしない方がよいことも知った。
実はある社長のデモのお手伝いをしたが、お客にはほとんど相手にされず、最後は泣き落としに近い形で別の小さな仕事をもらっていた。
儲けなしのサービスに近い値段で機械を設置させてもらうような話に落ち着いていた。
相手も長い付き合いらしく、人情にほだされたようだ。
こういうのを「乞食営業」というのかと初めて理解できた。
細かいことはいろいろあるが、「経営感覚」の必要性を痛感している。