今回、事務所を借りることで、いろいろな経験をした。
私は借りる立場だが、大屋業のほうからしたらどうなのだろう。
最近、新聞やテレビで、アパート経営で資産形成するたぐいの書籍が目につく。
ちょっと昔は、アパート経営なんて借金の返済で大変だというのが、常識だったと思う。
ちょっと景気が回復して、不動産やREITの市場が動き出したので、業界団体がマスコミを使ってキャンペーンをしているのかもしれない。
アパートを購入するときには、空き室率や家賃相場のことも考えて返済計画を立てるはずだ。だいたい10年から15年で返済できる予定で経営するらしい。
そのあとは、すべて利益になるので資産形成に最適だそうだ。
だが、予定より空き室が多いと、当然借金返済に困ることになる。
軽い気持ちで副業的にやっていると入居者への配慮がたりなくなり、短期間で出て行ってしまうことにもなる。
持ち家派と賃貸派の論争は昔からあるが、入居者は当然賃貸派なわけで、そのメリットである「嫌なところからは引っ越し」するのに躊躇はない。
そう考えると、大家業はサービス業であり、入居者を引き留めるなにかを提供する必要がある。
私の経験で、大家が自分の経費のことばかり気にして、老朽化による破損の修理を嫌がられたことがある。
こちらは毎日の生活に少しばかり不便を強いられていて一刻も早く修理してほしい。
最後には、「少しぐらいなら我慢できないのかねぇ」と嫌味を言われてしまった。
ボーナスを待って、別のアパートに引っ越しした。
アパートは定期的なメンテナンスが必要で、立てつけが悪かったり老朽化した建物だと、その修理費用も馬鹿にならない。
よほどよい物件を低い金利のローンで買わないと、採算を取るのは難しいと思う。
副業的なやり方だと、失敗する確率が高い。
今回借りた事務所の大家さんが、約束通りに不要物を処分してくれないので、代わりに愚痴を書いてしまいました。
私は自主的に「害虫駆除」までしたのに・・・・(ToT)
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