ネット事業において、クレジットカード決済は必須といってもよい機能だ。
いろいろ探してみたが、どれがよいのか見当がつかなかった。
それで、登録無料で月額課金なしのPaypalのアカウントをとりあえず作成した。
日本のEコマース向け決済システム会社はたくさんあるが、事前審査がある上に、月額課金されるものがほとんどだった。
GMOペイメントなどは、利用料金が明示されてなくて、資料請求とかお問い合わせに連絡しなければならない。サービスと料金はホームページに掲載すればすむ話で、営業的な意図を感じる。
いずれにしろ個人サイトで使うには、コスト的に引き合わないものばかりだ。
日本の決済サービスは、おそらく金払いの良い企業向けしか対象にしていないのだろう。ビジネスを考えるならそれが最も効率がよいのは確かだ。
Paypalはいろいろな不満はあるがサービスも料金も明確で、副業的な個人サイトではコストパフォーマンスが一番良いように思える。
そのPaypalのアカウントで自分のクレジットカードを認証させるために、いったん200円のクレジット請求がされる。3日後に、Paypal口座に200円が返金された。
そこで、困ったのがやよいの青色申告での仕訳入力だ。
ネットを探したが、どこにも明確な情報が見当たらなかった。
Paypalはアメリカではメジャーだが、日本では本当に普及してないことを思い知らされた。
しようがないので、私の勝手な見解で入力することにした。
今回は商取引による売買ではないので、消費税は非課税。
仮払いした金額が、同額で返金されている。
悩んだ挙句、「差入保証金」を使うことにした。
不動産の賃貸での敷金・礼金に使われることがほとんどだが、今回のクレジットカード引き落としは、クレジット認証のための「保証金」とみなすことにした。
Paypalアカウントの口座には、すでに200円がPaypalから返金されている。
ただし、クレジットカードの引き落としは9月になる。
保証金の支払いはまだ先なのに、もう返金されているという、ちょっと分かりにくい状態だ。
やよいの青色申告での入力は以下の通り。
・科目設定で、「その他預金」の「補助科目」に「Paypalアカウント口座」を作成する。
・未払金帳を開き、相手勘定科目を「差入保証金」とし、摘要に「Paypalクレジット認証保証金(返金予定)」と入力する。購入金額に200円を入力する。
・預金出納長を開き、勘定科目を「その他預金」を選択し、補助科目を「Paypalアカウント口座」で選択する。相手勘定科目に「差入保証金」を入力する。摘要に「Paypalクレジット認証(返金分)」と入力する。「預入金額」に200円を入力する。
これであっていればよいのだが、何とかなるだろう。(^_^;;)