あるブログの記事でみかけた「FX友の会」。
カリスマ主婦FXトレーダーとかいう肩書きを持つ人が主催しているらしい。
私はいつも疑問に思っていることがある。
FXとか株取引は集まって雑談すれば勝てるようになるのかということだ。
テクニカルな投資手法について知りたいなら多数の書籍があり、それを読んで自分で試せばよい。
運用できる資金が個々人で違うのだから、取りうるリスクも違ってくる。
建玉の枚数を1万通貨にするのか、10万通貨にするのかということから、利益確定は1円高値でするのか10銭高値でするのかということだ。
当然、取引手法も違ってくる。
また、少しの含み損で仕事が手につかなくなる人は、性格的に短期取引にならざるを得ない。
失敗を重ねた上での自己把握でしか、自分の取引スタイルは確立できない。
「合議制では妥協にはしり失敗する」とか、漫画に描いてあった。(爆笑)
ところで、
「FX友の会」の主催者は今度、書籍を出すらしい。
奈那子流 FXで勝ち残る7つの法則-2000人のトレーダーとの出会いでわかった!
- 作者: 奈那子
- 出版社/メーカー: 自由国民社
- 発売日: 2014/07/18
- メディア: 単行本
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自分の主催する会を持っていたほうがマスコミ宣伝にもなるし、お友達が口コミで広めてくれる。
セミナーで人を集めて著書を販売するほうが、FX取引をするより確実な収入になることはたしかだ。
趣味や仕事を同じにする人が集まって雑談にふけるのは気晴らしになるし、楽しいと思う。友達も増えるだろう。
しかし、それで資産を増やせるわけではないことは理解すべきだ。