サラリーマン兼業個人事業主をはじめました------>株式会社設立を目指して!!

個人事業主の開業届けをだして、サラリーマンのまま兼業個人事業主になった。試行錯誤を続け、株式会社設立を目指します。

開業届の書き方

個人事業主になるには、まず開業届を提出します。

開業届けは国税庁のホームページからダウンロードできます。

 [手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|申告所得税関係|国税庁

 

記入する情報は、以下のとおりです。

・納税地

  店舗を構えない個人事業主の場合、自分の住所を記入します。

  後で変更もできるので、あまり考えずに記入してかまいません。

・上記以外の住所地・事業所等

  店舗や事務所があるなら、その住所と電話番号を記入します。

  空欄でも構いません。後で変更できます。

・氏名・性別・生年月日

  自分の情報です。間違えないように記入しましょう。

  印鑑は認印で大丈夫です。

・職業

  「事業の概要」に関係する職種を適当に記入しましょう。

  私の場合、システムエンジニアとしました。

  アフィリエイトなら「インターネットビジネス」。楽天Yahoo!オークションをやるつもりなら「ネット販売業」など。FX取引の場合、税法上認められないことがあるようなので、「WEBサイト運営」が定番の書き方のようです。誰もチェックしません。

・屋号

  店舗の名前です。名刺を作成するときに格好がつくかもしれません。

  「斉藤酒屋」など職種がわかりやすいものや、「ティー・ピー・オー」のようなイメージ名にしても構いません。ただし、個人事業なので、「~会社」「~法人」のような名称は使用できません。

  必要なければ空欄で構いません。後で変更も可能です。

・届出区分

  今回は「開業」に丸をつけます。

  不幸にして事業をやめる場合は「廃業」。逆に法人成りして事業を発展的継承する場合も「廃業」に丸をつけます。その場合、譲渡先の会社の情報も記入します。

・開業・廃業等日

  開業日は適当でかまいませんが、開業届けは一ヶ月以内に提出しなければならないので、気をつけてください。

  私は1月1日にしました。開業を思いついたのが12月だったのと、確定申告の区切りがよかったからです。年途中での開業は、それまでの所得と分けて計算しなければならないので、面倒くさそうだったのです。2年目からは1月1日からの申告なので、関係なくなります。

・「青色申告承認申請書」又は「青色申告取りやめ届出書」

  私の場合「有」に丸しました。

  所得控除65万円を狙って、青色申告をすることにしました。

  複式簿記による帳簿付けが必要になります。(今はみな専用ソフトを使うでしょう)

  別途、青色申告承認申請書の提出が必要になります。

・消費税に関する「課税事業者選択届出書」又は「事業廃止届出書」

  年間一千万円未満売上の事業者は、消費税の納税義務は免除されるので、「無」に丸をしました。

・事業の概要

  「ITコンサルタント」、「WEBサイト運営業」「為替売買取引業」

  現在実施しているものだけでなく、将来考えている事業も記入してもかまいません。FX取引だけだと認められないケースがあるようなので、「WEBサイト運営業」が定番のようです。書類上のチェックのみなので、気軽に記入してかまいません。

・給与等の支払の状況(先住者・使用人)

  私の場合は、全て「無」に丸しました。

  奥さんの手伝いがある場合や、アルバイトや従業員を雇う場合には必要です。

・源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書の提出の有無

  私の場合は、「無」に丸しました。

  人を雇う場合は、別途申請書の提出が必要です。

 

以上で、終わりです。

近くの税務署に行って、提出すれば個人事業主になれます。

届けの控えがほしい場合は、コピーをして一緒に提出します。

 

ただし、注意点がひとつあります。

確定申告の種別を青色申告にするか白色申告かするかです。

 

青色申告をする場合は、「青色申告承認申請書」を提出します。

開業届と同じく、国税庁のホームページからダウンロードできます。

[手続名]所得税の青色申告承認申請手続|申告所得税関係|国税庁

 

開業届の提出日とは別の日に提出してもよいですが、二度も税務署に足を運ぶくらいなら、同時に提出したほうが時間を無駄にしません。

 

青色申告は帳簿付けが必須となります。今は皆ソフトで管理していると思いますので、帳簿は自動生成できます。e-TAXでネットで申告もできます。

 白色申告を選択して、収入と支出のみの確定申告で済ませることもできますが、控除額は13万円で、個人事業主になるメリットは全くありません。雑所得の申告と変わりません。

 

私の場合、将来の株式会社設立を目指しているので、複式簿記の勉強を兼ねて、青色申告を選択しました。控除額は65万円です。

帳簿付けが大変ですが、今は専用のソフトウェアがあり、情報もネットにあふれています。たった一人の城でも、経営者になるつもりなら複式簿記の基礎は必須です。  

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